今日も、いろいろなテーマで話しました。
自殺、家庭での役割、就業に対する不安、相談できる人はいるか、人権、自己否定の原点について等々‥。
・機能不全で育ってきた人は、無意識に家庭の中で責任を負っている。つまり、潤滑油としての役割が、自然に宛がわれる。
・たとえ兄弟で助け合えたとしても、結局は同じ穴の狢で、同じ家庭で生きている以上家庭の毒を受けているので、何かの役割を持っている以上、病的な関係である。
・家庭での理不尽な扱いをされたことに対する攻撃性は親に向くのではなく、自分に向いてしまう。
・経済的に困窮していて家庭から出られないが、仕事を探すも、家庭のストレスと、仕事のストレスと、2重のストレスを抱えることが不安である。
・家庭を円満にする責任感を持っていた。
このような悩みを日常抱えていて、相談できる人もいず、独りで抱えている方も多いのではないかと思います。
ミーティングの場は、こういう悩みを抱えている人の相談窓口になればな、と思っています。自分の人生に責任を持つのは当然の事ですが、そのために悩みを打ち明けられる人間関係は、私は必須であると考えます。
ミーティングで、共感してもらい、新しい考え方にも出会え、何より、自分と同じように、機能不全で育った人の話は他人とは思えない内容で、自分が一人ではないことに気付かされます。
悩みを抱え、他者に理解されにくい内容である故に、このような場所が、少しでも、皆さんの明日のために生かしていけたらと思います。是非悩みを抱えておられる方の社会資源として利用していただけると幸いです。
ミーティングでは、今の状況、今後の進展に向けての課題、などを話しています。答えが出なくてもいいのです。吐き出して、共感して、すっきりして、また明日から頑張りましょう!そして、また悩んだらミーティングに来てくださいね。